KISHO TOSYA

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音楽評論家 富澤一誠さん FM NACK5

2013.01.09

IMG_7726.jpgのサムネール画像昨年の暮れ、FMラジオNACK5に

呼んでいただきました~

パーソナリティは音楽評論家の

富沢一誠さん。

一誠さんのブログにはこんなことが

書かれていました

 

タイトル

「レコード大賞企画賞アルバム「幸魂奇魂 古事記より/藤舎貴生」はまさに日本人としての原点であり、生きるエネルギー源です!」

 

「今年の〈第54回日本レコード大賞〉の部門賞が決定しました。そんな中で〈独創的な企画意図をもって制作され、それによって成果を上げ、音楽文化の発展に大きな貢献をした作品に贈る〉”企画賞”が6作品に決まりました。

 「THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL 01」(日本コロムビア株式会社)「幸魂奇魂 古事記より/藤舎貴生」(発売元・公益財団法人日本伝統文化振興財団、販売元・ビクターエンタテインメント株式会社)「時代の歌Ⅴ/鳥羽一郎」(日本クラウン株式会社)「Doubles Best/スキマスイッチ」(株式会社アリオラジャパン)「HIROSHI TACHI sings YUJIRO/舘ひろし」(株式会社デフスターレコーズ)「もしも明日が~三木たかしトリビュート~」(ユニバーサルミュージック合同会社)。
 6作品はいずれもアイデアに富んだ企画性があって「さすがは企画賞!」とうならせるものがあります。ゲーム発のJポップ・ソングとしてAKB48のバーチャル版を作り出した「THE IDOLM@STER」。プロデューサー・宇崎竜童とコラボレーションして時代が求めている男の”骨太の歌”を生み出した鳥羽一郎。デビュー10年にして初心に戻り、楽曲の良さが基本という”歌の原点”をふたりだけで証明したスキマスイッチ。今は俳優として知られる舘ひろしですが、もともとはクールスからスタートした音楽の人、その舘に歌手としての本能を思い出させ眠っていた歌力を蘇らせた企画性。作曲家・三木たかしの誰もが知っている大ヒット曲ではなく、あえて隠れた名曲にスポットをあて、三木たかしのメロディーは死してなお現代に現役として生き続けている、ということを知らしめた独創的なトリビュート・アルバム。
 そして、「幸魂奇魂 古事記より」は、レコード大賞”企画賞”の趣旨に最もそった作品です。今年は日本最古の歴史書「古事記」が編さんされて1300年目を迎える記念すべき年です。島根観光キャンペーン〈神話博しまね〉が行われたりしたので自然と「古事記」に興味を持った人は多いことでしょう。私もそんなひとりです。思えば「古事記」のことは知っていますが、詳しくは理解できていません。「八俣の大蛇」「因幡の白兎」をはじめとして「天照大御神と須佐之男」「天の岩屋戸」などの逸話は聞いたことはありますが、正直に言って、よくはわかりません。日本人として、はたしてこれでいいのでしょうか?去年の東日本大震災以降、日本が、日本人としてのアイデンティティーが問われています。だとすれば、日本の、日本人の起源としての「古事記」をさけて通るわけにはいきません。必然的に「古事記」に触れたい、という熱い想いが湧いてきました。そんなときに手にしたのが「幸魂奇魂 古事記より」でした。純邦楽ということで始めは腰がひけてしまったのですが、聴いて良かったのは思っていた以上にわかり易いということでした。作詞家の松本隆が難解な「古事記」をわかり易い口語詞にして、そこに横笛奏者の藤舎貴生が曲をつけて、長唄・清元・謡曲といった日本の伝統的な唄や和楽器を駆使し、加えて市川染五郎、若村麻由美の朗読をコラボレーションして、「古事記」を現代の”音楽劇”に仕上げています。このCDを聴き終ったとき、その音楽劇を通して、私は「古事記」の世界を理解することができたのです。「古事記」を知って、私は日本人としての誇りを取り戻し、この国に生まれて生きていくということを今、強く自覚しています。「幸魂奇魂 古事記より/藤舎貴生」はまさに日本人としての原点であり、生きるエネルギーの源なのです」
 
という事で・・・是非に私にお話をという大変ありがたいことでした。
オンエアではしっかりCDも流して頂きました。
いや~~本当にありがたい。
 
先生ありがとうございました。