KISHO TOSYA

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幸魂奇魂制作シリーズ6

2011.12.28

2回分書きまとめます。というのも現在ミックスダウンの最中で

一度自宅に戻ってきております。間もなくスタジオにもどりますが。

12月にはいよいよRCも数える所、3回その内の一回が

ビクタースタジオで林英哲さん。風雲の会のRC。

_MG_2664.jpg

楽器の数もかなり多く、

大きくエレベーターにも乗らない

状態で301まで階段で・・笑

英哲さんは父が「鼓童」の前身

鬼太鼓座創立当時のお弟子さんで

あり、私の憧れの演奏者のお一人で

あります。その人間性、経験、太鼓

ソロ奏者という、なかった道を御作りになった方。その全ての姿勢は学ぶべき事が

沢山あります。今回の作品で絶対出て頂くと、当初より勝手に決めていました。

英哲さんも快くお引き受け頂き感謝、感激!少しは譜面を造りましたが

大部分がスタジオで打ち合わせしながら・・・音だけは先に渡しておりましたが!

_MG_2674.jpg風雲の田代君と辻君も手伝いに来てくれていました。

こんな素晴らしい師匠の元、修行出来るのは

幸せな事ですね~~頑張って下さい。

まず感じた事は、英哲さんはソロ奏者でありがら

その部分でのご自分の役割をはっきり理解されている事

これは出来そうで出来ないと思います。

色々な方との共演、経験がさせる技であるかと。

太鼓と言う大音量の楽器を殺すも生かすも自分次第。伴奏に徹する所。主張する所。

さすがとしか言いようがないです。あと妥協しない姿勢。何度も何度もご自分が納得するまで

トライされてました。12時間にも及ぶRC.本当に有難うございました。3月「魂の響き」宜しく

お願します。私も鍛えなくては・・・・

_MG_3188.jpg

 

英哲さんの後日、囃子の2回目のRC。

いつもお世話になる先輩や後輩。

安心感はありますが、今回のRCで一番

音に悩まされたのが囃子。やはり一番難しい。

国立劇場などで聴く自然な響きが出ない。

鼓も太鼓も1日の内で音が変わるのです。

一曲のRC時間も勝負ですが、なかなかうまくいきません。あとは私の耳次第。汗。

マイクを何度も変え、スタジオ内でも打つ場所を変えたり。録音開始までに2時間

近くかかってました。というのも夏に録った音が納得できない物もあり

録り直しも沢山ありました。結局これも13時間程かかりました。

_MG_3266.jpgのサムネール画像のサムネール画像

皆様本当に有難うございました。

後日私の笛入れも終わりました。

全く私の調子が良くなく苦戦しました。

吹く体ではないようです。

プロデュース。作曲をやっている時は

睡眠等コンディションが狂っているようで

なかなか笛が言う事を聞いてくれない感じで。

しかし販売日もあるのでとりあえず・・・

27日から本格的ミックスダウンに連日参加しております。同時にジャケット等の

制作もやっております。レーベルの皆さん。デザイナーとして頼んだ友人の田中君。

みんな一生懸命年末年始やってくるようです。締め切りが7日なので!

制作締めくくりとして。年明け書かせて頂きます。では・・・・

後少し頑張りますので・・・・皆様良いお年をお迎え下さい。