KISHO TOSYA

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幸魂奇魂制作シリーズ5

2011.12.28

しばらく間があいておりましたが、お陰さまでRCも先日私の笛入れを

最後に終わりました。長かった~~~というのが印象です。

朗読を5月上旬に終え、8か月にわたり、計13回のRC。

_MG_0649.JPGのサムネール画像のサムネール画像10月には8曲目「須勢理毘売」を

私の長唄の師匠今藤政太郎先生

関西から杵屋東成師という贅沢な

先生方に演奏して頂きました・

師匠に私の曲を演奏して頂く事が

あるとは、思っておりませんでしたが、

快くお引き受けいただき感無量でした。

先生は温かく何時も心配を頂きながら、親的目線で見て頂いております。有難い!

東成師の声は癒し系というか、その安定感、存在感、柔らかさ

なかなかいらっしゃる唄方ではないかと思います。有難うございました。

_MG_0769.JPGのサムネール画像この曲は基本古典を最短に再現

した感じで、完全に唄の聴かせ所の

曲となっております。

全9曲ある内、バラード系2曲の

一つかと思います。

古典派の方には落ち着くのではないかと

思います。

_MG_2993.jpg

 

そして別日、尺八の山本邦山先生を始め、

息子さんの真山さん、箏の音入れを致しました。

邦山先生は、言うまでもなく、名実ともに

今最高峰の演奏家でおられます。

人間国宝でありながら、気さくな先生で

どこか私の父と同じ匂いが致します。笑

先生には敢えてアドリヴでお願いしました。

先生のその感覚は、同じ管楽器を吹く私に

とってはあこがれで、音の幅、色気、

そして殺気のような迫力とすべてを

お持ちなのです。今回も恐縮しながらも

お願いして良かった。父と英哲さんの太鼓、

そして邦山先生のアドリヴは想像通り、少し

作品とは関係ない世界に・・・・汗。しかし素晴らしので、

そのまま使わせて頂くつもりです。お楽しみに・・・

_MG_2937.jpg箏は中川敏裕さん、高畠一郎くん。細井美欧ちゃん

今回箏は、沢山出てきますが、皆さんそれぞれで

参加してくれてます。

敏裕さんは政太郎先生の娘さんで、私のはとこ。

上品な音色、唄物はさすが米川先生門弟といった

感じで。一郎くんは私の芸大時代の同級生。

テクニックとその感性は流石一郎ちゃんといった

所でかなりRCの時もリードしてくれていました。

細井さんは美人です。笑。

こうして沢山の方々に助けられ作品が

誕生しようとしております。

皆さん!有難うございます。