先日ようやく、第一回、音の本レコーディングを致しました。
皆さんのスケジュールを調整するのが一苦労で、この日は
約2曲と、一曲目の5分程度を録音する予定で、始まりました。
今回9曲あるうち、唯一、1曲清元で・・・
その清元を始めに録音。清元美寿太夫氏、美治郎氏社中で
お願い致しました。
やはり本録となると、かなり僕自身、
舞台での緊張とは異なるものを
感じながら・・・デモは長唄で入れいて
いたのですが、迷った挙句やはり
清元で正解と言った感じで・・
僕自身も興奮気味。
自分の曲をこんな大先輩に演奏して
頂いているという何とも言えない、
有難味というか感動を覚えます。
父もスタジオに来ておりましたが、
僕以上にエキサイト気味。まぁ
予想通りでしたが・・笑
8分程の曲に二時間掛っての録音。
思ったより簡単にはいかないものです。
演奏者も僕自信も納得するというのは、
新作は難しいと実感。しかし欲を言うと
キリもなく何度もやればいい物でなく・・・
この見切りが非常に難しいんです。
注文出すにも先輩だと
言葉を選ぶ必要もあり・・・笑
そうこうしている間に、唄の男性、女性がスタジオに・・・
無事清元が終わり、早速唄のみの部分の練習~本録へと
・・・これまた、コーラスがアカペラの曲な物で音程を保つのが
困難で、ミキサールームから、キーボードで演奏し、
唄の方へはヘッドフォンでドンカマ(リズムを刻む音)を同時に
流しながら・・唄って頂く。一部4部合唱となるので、
重ね録り・・・想像以上の迫力
に満足。
笙をお願いしている東野さんもブ―ス
に入っての演奏。
思ったより、すんなりOKが出ました。
キーボードに奥田ちゃんをお願いしていて
良かった。これがなかったら、恐らくOK
出なかったかも?汗
そこへ、語りの一部、録り直しをお願いしていた、若村麻由美さんが
ロケから終わり、スタジオへ来て頂きました・・・コーラスを録り
終えるのをお待ち頂き、語りの録音。わずか、3行程の為に・・・
僕の我儘を聞いて頂き。(基本今回は何事も妥協はしないと
決めているため)若村さん・・・有難う!すいません!無事終わり、
三味線の方達とお箏の方が到着、
本来の長唄の形式の曲を2曲録り終え。時間は
23時40分。う~~~~~ん。
その間、新聞社の取材の方も見えたり、大忙しでした。
ここで終わるか、もう一つ時間次第でという部分をやるか、
協議。皆さん、お疲れなのですが、僕の気持ちをくみ
取って頂いたのか、ここまで来たら、やっちゃおう~~
というお言葉を頂き、恐縮しながら・・・
開始。これは今回の作品で1~2を争う、
困難な物で何だかんだ、
終わったのが26時30分前。皆様すいません・・・・
と言う事で無事終わったのですが、まだまだ続く、
レコーディング。反省点も色々あるので、
改善しながら行いたいと思います。
皆様本当に有難うございます。最後に、スタジオに
見えていた、松本隆先生と、エキサイト気味な
父の2ショット。