今、今年リリースのCD「幸魂奇魂」の作曲真っ最中です。作曲しだしてかれこれ2カ月!
日々自分との闘いのような生活が続き、基本引き籠っております。笑
一言で言いますと・・・・・想像以上の苦しさです。
今まで作曲は舞踊用や演奏用と色々作り発表させて頂いていますが
今回は、比べ物にならい作業となっております。
ある程度の事は想像していましたが、ここまでとは・・・・・一曲30分、45分と言った物は経験ありますが
絶対的に違うのが、今回は全9章から成り立つということです。
CD一枚換算すると、一曲8分平均でないと一枚に収まらないのです。
早いリズムの所だと一日かかって1分の出来なんてこともあります。
でもって一章の中にドラマがある。なので一曲を同じ調子で作れないのである。その8分内で変化させていくという
ことがまず中々の困難な作業であるのだ。基本構成力が必要で、ここでシクジると問題となることは必至と
思われます。
また今回の一つの眼目となるのが「語り」が入るのです。まぁ僕が当初より考えていた事なのですが!
感じとしては音楽劇?音楽芝居のような感じで仕上げる予定です。
まず先陣を切って語りのレコーディングは5月始めに先に行う事が決定しております。
語りのみキャスト発表させて頂きます。
男 市川染五郎
女 若村麻由美のご両名です御座います。
楽器もまだ最後まで出来ていないので、どこまで入るか分かりませんがかなりの大編成になることは間違いないです。
唄、男、女、コーラス地謡
三味線、箏、尺八、囃子、笛、大太鼓、笙、胡弓といったところかな?
私は横笛が専門楽器ですが、笛はそんなに活躍しないでしょう・・・笑
まだまだ夏にかけてこの生活は続くと思われます。リリース予定も当初の時期より
若干遅れそうです。編成が大掛かりなので、皆さんのスケジュール等の問題もありまして・・・・
この規模の制作は今後の私にとって二度とないかと思われることなので、ここで制作の進行模様を
記録として書き記していきたいと思います。
お付き合い頂ければ幸いです。宜しくお願いします。
今、頭をリセットするため、ブログを書きながら、聖子ちゃん、ビバルディ、高橋真梨子、マイルス等脈略なく聴いて
おります。