先日、久々にDJ KENTARO君とNHKの春からの番組のオープニングの音を入れさせて頂きました。
今回は他に、津軽三味線の上妻宏光さん、太鼓の美鵬直三郎さんの4名です。
ベースはケンタロウ君が作ったと音に、各自がアドリヴで入れていくのです。
朝から、直三郎さん、午後一で上妻さん、最後に僕です。少し早めにスタジオ入りして、上妻さんの音入れを聴かせて頂きました。
打ち合わせもなく、スタジオ入ってから、ヘッドフォンに流れる音とケンタロウ君のイメージを聴き、入れていくのです。
時間は一人20分くらいあります。しかし使われる音は45秒!さすが三味線も素晴らしく、センスを感じました・・・・
出来れば一緒に合わせたいなぁ~なんて思いながら聴いておりました。
無事上妻さんも終わり、僕の番です。聴いていない太鼓の直三郎さんの音を聴かせて頂き、
そして今の、上妻さんの音を思いだしながら、即興で吹いていきます。
コードたるものも何も譜面などにはないので、大まかなコードを体感的に記憶をたどり吹くのですがこれが、
これがまた、いい緊張感で・・・・心地よい!生の舞台ならもっと楽しめるのですが・・・・
ここは一人スタジオで、プロデューサー、ディレクターを始めみなさんは硝子の向こう側!
孤独な戦いです。一時間少しで終わりましたが、結構くたくたでした。
こういった笛を吹くのはかなりの集中力と瞬発力。そして勘、自分の持っている物を凝縮して出し、
最後はどれだけ音を楽しめるかが必要ではと思っています。
また放送が決まりましたらお知らせします。ケンタロウ君がどういうふうに皆の音を料理し,ケンタロウワールドが繰り広げられるか
楽しみです。